エンジニアは革新的な技術が生み出されることで、自身が得意とするスキルの価値が失われてしまうかもという危機にさらされている。
IT業界では日々新たな技術が生まれ、古い技術が淘汰される傾向があるためだ。
それを理由に将来的な不安を抱えているJavaエンジニアも多いものの、スキルセットという考え方を持って自分のスキルを磨いていくと、不安を軽減することができる。
Javaは確かに有用な言語だが、新規技術によって凌駕されてしまうことでJavaエンジニアが職を失う可能性は否定できない。
しかしスキルセットが整っていれば、その構成要素を上手に活用することで活路を見出すことができる。
スキルセットとは中心になる技術の周辺にあって、業務を遂行する上で必要な知識や技術のことだ。
スキルセットは細分化すると、1つ1つのスキルで形成されていることがわかる。
現場で新たな業務を任されていくことで、経験や勉強によってスキルの数も増えていくのが通例だ。
その構成要素の数が多ければ、たとえ何か1つが革新的な技術により不要なものとなったとしても問題はない。
残された価値のあるスキルと新たに身につけた技術を組み合わせれば、新たなスキルセットができあがるためだ。
そのスキルセットを活用できる現場を探せば、働き続けることができる。
現場での業務に直結するスキルの集まりなので、企業としても戦力になると捉えてくれる可能性は高い。